間接資材・副資材とは

主に製造業では直接資材、間接資材(副資材)というような分け方をする場合があります。

直接資材とは原材料や部品など直接製品に使用される資材のことを指し、間接資材(または副資材・間接材などともいう)とは製品に直接使用されていない消耗品や備品などのことを指します。燃料や工具、事務用品など製造に直接関係がないものは間接資材の一種になります。

生産には直接関係がないとはいえ、製品づくりに必要なものであり、欠けているとスムーズに製品づくりが進まず、なおかつ含まれるものが多岐にわたるため非常に管理するのが難しいものになります。

間接資材に含まれるもの

【間接資材・副資材】とは、具体的に何を指すのだろうか とのお声も聞こえてきますので、以下に列記させて頂きます。

1.切削工具・測定工具

2.メカトロパーツ・空圧、油圧機器・伝導部品

3.電気、電子部品・機械部品

4.作業工具・電設工具

5.電動、油圧、空圧工具

6.安全用品・荷役用品・物流、搬送機器

7.環境、衛生用品・環境機器

8.事務用品・理化学用品

9.特殊治工具・特殊パーツ

大雑把な分け方で列記しましたが、つまるところ【製造工場内で使われる消耗工具、パーツや機器類】ということになります。
これらの製品の【調達から発送まで】を、当社がワンストップでお請け出来ます!
しかも、【現地工場さんとの直取引】で対応をさせて頂くというサービスの提供をさせて頂くものです。

間接資材にかかるコスト

間接資材にかかるコストは、なかなか削減が難しいものです。なぜなら発注や発送にかかるコストは人が直接作業をする部分が多く、一元管理するには間接資材の業務に対する精通する部門が必要となります。結果的に本来の業務以外の作業に追われ、効率化が進まず間接労務費が大きくなりがちなのです。

特に海外工場の場合、発注先は日本の本社で取りまとめてやり取りする場合が多く、税関や輸送の業務で煩わしい書類のやり取りを繰り返し、時間をロスしてしまうことが多くみられます。

間接資材の調達はアウトソーシングがおすすめ

間接資材とはいえ、時間や労力が想像以上に必要で、本来の業務に支障が出ている場合がよくみられます。

また、庶務課や調達・購買課など社内に一部門を設けて一手に行っている企業も見受けられます。本来、製造や営業などの部門に人材を注力したいところなのですが、仕方なくそういった生産性のあまり高くない部署に回す必要も出てきます。これでは企業のコストとしてムダ、ムラが出てしまいます。

これらの業務を専門業者にアウトソーシングすることで、労力(人財)や時間を本来掛けたい部署に注力することができ、生産性の向上や利益率の向上にもつながります。

間接資材・副資材に関する無駄を見直して、利益の最大化を推進していきましょう。